それに真っ直ぐ打てなくて、林にぶつかり、また林。
簡単に脱出できる方法はないかな。
そんな悩みを解決します。
本記事の内容
・トラブル時に最適なショット(パンチショット)
・パンチショットのメリット、デメリット
・パンチショットの打ち方
・パンチショットで大事なこと、注意点
本記事の信頼性
それでは早速紹介していきます。
目次
トラブル時に最適なショット(パンチショット)
パンチショットって知っていますか?
パンチショットは、低い弾道で、目標方向へ、レーザーのように打ち出すショットです。
別名「ライン出しショット」とも言われます。
プロでも良く使われるショットですね。
パンチショットが打てるようになると、
・フェアウェイバンカー
・ディボット跡
・林の中からの脱出など
難しいライから打てるようになります。
また、
ココがポイント
インパクト時の力の入れ方が分かるようになる
このように、非常にメリットの多いショットです。
是非マスターして、ラウンドで実践して行きましょう。
1.パンチショットの「メリット」と「デメリット」
パンチショットが打てるようになると、トラブルを上手く乗り切る事ができ、スコアの大崩れがなくなってきます。
コンパクトなスイングなので、狙ったところにゴルフボールを運ぶことが出来ます。
そんな便利なパンチショット、「デメリット」はあるのか、そして「メリット」を整理していきましょう。
デメリット
インパクトでスイングを止めるような打ち方をするので、手だけで打ちにいくと、手首に負担がかかる。
手首に負担がかからない対策方法は、この後、紹介していきます。
メリット
・低い球になるので風の影響を受けない
・ピンまでの方向をイメージしやすい(ラインが出しやすい)
・林の中などの脱出時のトラブルに使える
・ディボット跡やフェアウェイバンカーなど悪いライの時に役に立つ
・ショートアイアンでのグリーンの攻め方の幅が広がる
・ロングアイアンも打てるようになる※
※振り幅を出来るだけ抑える。
「メリット」と「デメリット」を紹介しました。
では、実際に打ち方を見ていきましょう。
2.パンチショットの打ち方
パンチショットは、元プロゴルファー賞金女王の古閑美保さんも、ゴルフ初心者は練習した方が良いと推奨しており、私もパンチショットが打てるようになってから、ショットのコントロールが出来るようになりました。
まず打ち方は、クラブヘッドを上からボールを潰すように振り下ろし、打ちたい方向に小さく振り抜くイメージです。ヘッドを上からぶつけて終わりくらいでもOK!
インパクト後は、惰性で勝手に腰の高さまでクラブがくる感じです。
動画では、アイアンでゴルフボールを打っていますが、飛距離を出した時はユーティリティで打つのが有効です。
step
1ゴルフボールの位置
低めのボールを打ちたい場合、真ん中から右足寄り。
中段道のボールを打ちたい場合、真ん中。
step
2しっかり肩を入れて打つ
step
3腕と体の一体化
step
4ボールを当てて、終わり
また、飛距離を抑えたい、方向性を出したい時は、
step
1アドレス(構え)
ゴルフクラブのヒール側を浮かせ、トウ側で構える。
⇒肩からクラブ先端まで、ほぼ一直線にする。(クラブのヒールを浮かせると飛距離を抑えることが出来る)
step
2打ち方
肩ラインを使い、パターのように振り子のように打つ
このポイントを意識すると簡単に打てるようになります。
3.パンチショットで「大事なこと」と「注意点」
パンチショットを打っている人を見ると、腕だけでゴルフボールを打っているように見えますが、実際には腕と体が一体化しています。
腕だけでゴルフボールを打つと、ボールが真っ直ぐ飛ばなく、手首も痛めてしまいます。
そのため、パンチショットを打つときは、
ポイント
必ず腕と体を使って、クラブヘッドをボールにぶつけにいくこと
腕と体を一体化することで、怪我を防止することが出来ます。
4.より安定性して打つために
パンチショット自体、安定して打てるショットですが、ゴルフ初心者のうちは、インパクトが点として捉えて、ミート率が低迷する可能性があります。
そんな時は、
点ではなく線で捉えて打つ
また、次のポイントが非常に有効です。
step
1テークバックからフォローまで線で実践
step
2フォローでクラブの抜け方を素振りで確認
step
3左足を絶対に動かさない
ステップ3が特に重要で、テークバックで左足が動く=軸がずれるとチョロしたり、打つ方が不安定になる原因です。
5.飛距離を出したい時は
飛距離を調整した時はアイアンが適していますが、飛距離を稼ぎたい時は、ユーティリティーやフェアフェイウッドがお勧めです。
ロフト角は、22度〜25度のクラブでパンチショットすれば、男性なら150ヤード近く飛ばすことが出来ます。
低い弾道で打てるため、多少ボールが曲がったとしても軽傷で済みます。
注意点としては、ロフト角が22度から角度21度、20度と下がるにつれて、打つ難易度が上がっていきます。
ミスショットの可能性が上がるため、パンチショットに慣れないうちは使用しない方が無難です。
また、ユーティリティーのクラブの構造上、アイアンには無いメリットがあります。
アイアンでダフった時は、全然飛ばなかった。
⇒ ユーティリティはソールで滑ってくれてダフりにくく、しかも飛距離が出る。
ただ、中にはユーティリティを使っているけど、打つの苦手って声も聞きます。
ユーティリティーでチョロする原因は以下のことが考えられます。
・スイングで、インサイドインを意識するあまり、テークバックが割とすぐ内側に引く⇒NG
・アイアンと同じように打つ⇒NG
ユーティリティーで打つ時の簡単なコツがあります
次の事を意識して打ってみましょう。
step
1ユーティリティーで打つ時は、芝を払うように打つ
step
2テークバックは少し外側にゆっくり引く(テークバックする時、30cmほど地面の芝を擦った後にトップに持っていく)
step
3テークバック→トップ→フォローに持っていくとき、イメージとして8の字を描くように打つ
step
4トップでOKの気持ちで行こう!(ユーティリティの芯がクラブ面の下の方にあるため、ナイスショットになる可能性があります)
動画では、アイアンで打っていますが、ユーティリティーの場合は、「テークバック」と「フォロー」のどちらとも地面を擦ることを忘れずに行いましょう。
擦る時と、擦らない時で比べてみると実感できると思います。
この4つのステップで、飛距離を稼いで行きましょう。
6.まとめ
パンチショットは、とてもメリットの多いショットです。
ゴルフが上達するには、欠かせない技術です。
また、パンチショットを覚えると、その他のスイングも良くなります。
パンチショットに、フォローを足すだけです。
パンチショットは、ゴルフの基本に通じた打ち方で、マスターすれば、狙ったところに球を運べるようになります。
是非、実践してみてください。